廃車のエンジン

廃車のエンジンはどうなるの?

自動車には様々な部品が使用されていますが、中でも自動車の「心臓部」とも言えるのが「エンジン」です。
内燃機関とも呼ばれるこの部品の内部では燃料などが燃焼されており、その燃焼の際に出る力でピストンを往復させ、車の動力を生み出しています。

その種類には様々なものがありますが、基本的な機構としては変わりません。

故障してしまうと自動車が走ることはできなくなってしまうだけに、自動車に使用される部品の中でも特に強固に作られています。
今までの自動車製造技術では「10万キロを走ると性能が低下する」と言われていましたが、近年になって製造された自動車に関してはそうしたことはありません。

事故や老朽化によって廃車になったというような自動車であっても、エンジン部分に関しては利用できるというものが多いのです。

ではそうした廃車に含まれるエンジンに関しては、廃車作業の中でどのようになっていくのでしょうか。
これには大きく分けて二種類があります。

まず一つ目となるのが、これまでと同様に「廃車をスクラップにして鉄として売却する」というものです。
特に近年では鉄価格も上昇傾向にありますから、鉄材として売却することで現金化ができるのです。

鉄として売却される際にもさまざまな形で分類されていくこととなりますから、それぞれの鉄材によって適切な場所へ売却されていくこととなります。
ですが近年ではこうした方法よりも「リサイクル部品として活用する」という形になってきました。

リサイクル部品とは廃車に使用されていた部品から再利用できるような部品を選び出し、メンテナンスを行ったうえで修理用の部品として販売するものです。

特に優秀な部品に関しては国内のメーカー修理工場などでも活用されるようになってきています。
また近年では自動車が使用される場所というものも格段に増えてきており、東南アジアや中東など、様々な地域で自動車が利用されるようになっていま

す。
しかし資本力のある富裕層を除き、そうした地域で生活している人の多くは新車を購入できるほどのお金を持っていないことが多いのです。
そうした中で日本車の部品というものは耐久性に優れているものとして考えられていますから、エンジンだけを輸出して、現地で自動車を組み立てるというような活用がされるようになりました。
このように廃車と言ってもその全てがただ捨てられるということはほとんど無くなってきており、様々な価値が生まれるようになっているのです。

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